mazdaluce3000・・・・・そは何者ぞ

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      9才の時から50余年、音楽とは長い付き合いです。長けりゃいいってもんじゃないけど、とにかく飽きずにここまで楽しんでこれたわけです。偉いぞ、店主! 最初の頃はLPレコード、それがオープンテープになり、カセットが登場し、CDとなったわけですが、今やそのCDさえも消え去る運命の日もヒタヒタと近づいているような・・・・・・。

     荒淫(光陰?)矢のごとし、千変万化ここにも在り。次々と新商品が出てくるオーディオ業界にあって、いつも懐具合は薄いワタクシ。昔は秋葉原の中古店、近頃はネットオークションでもっぱら機器を揃えておりましたわけですが。ある日、久しぶりのオークションで以前使っていたアンプを発見! 

     金額も相応、商品も好ましかったけど、説明文がなんとも素晴らしく、これなら間違いないだろうと落札したと思って下さいまし。後、メールのやりとりで小学校の後輩だったことや、同じ町内に住んでいたことも明らかになり、ゲッ! マジで! そうだったの!ってなことでね。今に至るワケ。

     オーディオのブログではかなり有名だし、ファンも少なくないmazdaluce3000。しかしてその実態はいかに。まっ、それほどでもないけど、執着心の一端をご説明申し上げねばならぬだろうと、キーを叩いておるわけです。氏を理解するには、まずこれを読むに限るということで、ブログの中から一文を転載いたしましょう。
     先日JBLの古い(40年前)アンプのオーバーホールをしました。作業が終了し、出てきた音
    にビックリ!とても良い音でした。使われていたトランジスタは1957年発表のゲルマニュームト
    ランジスタ等です。オーディオはこの数十年間あまり進歩をしていないように感じました。

     スピーカーは四角くなったり、平らになったり、金属にもなりました。アンプも歪率、ダンピ
    ングファクター、スリューレイト等色々な競争がありました。私はなぜか1970年代のCANタイプ
    の出力トランジスタを使用したアンプに戻ってしまいました。オールマイティではありませんが、
    どこか光るものがあります。デバイス重視の設計がなされていたと思います。今や幻のトランジ
    スタとなりつつあるものばかり使われています。

     35年前皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。色々な思いを胸に心休まる音楽を聴く
    には良いアンプです。最後にこのアンプが発売された一年後、1970年11月号のラジオ技術のLU
    X株式会社のSQ507の広告を一部省略して転載しておきます。
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     もし、お急ぎでなければ

     散歩でもいかがですか?

     そもそも、ラックスのトランジスタアンプは、真空管アンプの線上に展開されたもので素材は
    変わってもテーマは一貫しています。これは古いものに固執するというのではなく、前のめりに
    なって急ぐことをせず、一歩一歩、足元を確かめながらすり足で進む、ということです。

     オーディオは趣味の世界ですから、特に目標がある訳でもなく、したがってまた、がむしゃら
    に急ぐこともないわけです。そんな呑気な事を言っていたら取り残されるかも知れませんが、も
    し、そんな事が起こるとすれば、それはオーディオには関係のない理由に支配された場合でしょ
    う。

     つくづく感じることはオーディオは競争ではなく、散歩だということです。

     今日、のんびり散歩できる人があれば、その人が一番ぜいたくをしている事になるでしょう。
     
     しかも健全です。

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     35年前の広告です。この後の時代を予感したような広告だと思いませんか?
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     誰がどのようなものを持っていても良いではありませんか。
     大切なことは自分が癒されることです。

     散歩していますか?

     エッ!私ですか?あまりの運動不足で先日散歩に出かけましたら
     近道をしている自分に気づいたアホな私でした。ん〜ん こりゃぁいかん

     オーディオに対する考え方、たくまざるユーモアが理解できると思います。
     
     氏の生業はオーディオ・アンプのレストアです。どのような古いアンプでも必ず直ります。しかも元の音質を損なわないように配慮されています。とはいえ、電流と電圧の違いを何度説明されてもわからない店主ですから、あくまでも音を聴いたうえでのことではありますが。当然、トランジスタやコンデンサーといった部品のことも具体的なことになると一向に理解できません。

     あくまでも音楽ファンとして、好きな音楽は良い音で聴きたい、CDやレコードの中に入っている情報はあますところなくすべて再現したい。これが私のオーディオに対する考えです。むずかしいことは氏に任せて、素敵な音楽世界に浸るだけでイイ。このような知人を持つ事ができたことは私の人生にとって大きな出来事なのです。

     わざわざツマミを探しに足を運ぶ方は、ツマミに限らず音楽や映画もお好きなのではないだろうか。来店されるお客様は女性が多いのですが、ご本人でなくともご家族の中で音楽がお好きな方が居られるのではないか、との思いでオーディオも扱っているのです。なぜなら、ツマミもオーディオも大きな社会の動きから見れば少数派と言わざるを得ない状況だから、です。

     ツマミのない家具が席巻しています。引き出しや扉にまったく使われていない場合も少なくない、シンプルと称するファニチャーにはことごとく無駄なアクセサリーは必要とされていないようです。一方、オーディオもデジタル時代に入り手軽にダウンロードして聴けるようになり、わざわざ場所塞ぎな大きくて重い機器がなくても音楽を楽しめる時代となりました。

     それはそれでかくべつ問題はないのですが。このような現状に忸怩たる思いでいらっしゃる方、パソコンからの音楽を良いアンプで聴いてみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。元々、私が好きだったこともありますが、同じような心をお持ちの方と穏やかな一時を過ごしてみたい、とも・・・・・・・・・・・考えている、店主です。

    新・音楽堂見学会

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        新といっても続きです。邦画全盛期には、映画が当たると「続」が出来、さらに続いてとなると「新」が付いた映画が出来たっけ。ただそれだけのもんです。

       いよいよ舞台周辺裏。大変なことになっています。大混雑。みんなウロウロしまくっています。後から追加で工事をしたところも多く、天井もかくのごとく低し。左奥は小さな調整卓、多分これも後からのことでしょう。ここは舞台で使うマイクや幕の上げ下げに使います。これとは別に場内最深部に全体の調整室があります。

       楽器室です。イヤー天井が低いひくい。梁の部分は充分に頭がぶつかります。一番奥はチェンバロ、手前にはスタンウェイ、その隣にもスタンウェイがありますが舞台に移動していて、一番最後にヤマハ。計3台のピアノと1台のチェンバロ。当初はここがなかったというのです。楽器置き場、どーしていたんでしょうか?? 
       
       右側の木の変な箱なんだと思いますか?
       ピアノやチェンバロよりも小さいけど重くて運ぶのがむずかしい楽器。もちろんクラシック音楽ですけど。
       エッヘン!! これは「ハープ」です。職員の方に確かめました。魅力的な箱です。うっとり見とれてしまいました。もっと近づきたかったんだけどロープが通せんぼ。

       オーケストラボックスでありマス。どこもここも人が溢れています。しかもめったに見れないところですから、私も鷹揚に。待ちますよ。時間はあるんですから。客席と同じ高さにしっかりとした板があって、使う時にはオーケストラボックスの床になるといった次第。一見合理的のように見えるけど、これが大変な作業なことは少し考えればわかること。オケボックスの床に使わないと、大量の床板を置く場所がないのですね。

       ようやく人々は立ち去り、空きました。床面を境に上下断面の図。床板は充分に厚く持ち運びはさぞや、と思わされます。中央部で支えられています。それにしてもこのオケボックスいささか浅いのではないでしょうか。椅子に座っても頭や肩は充分に出てしまいます。そこで説明されてた職員の方登場。モーツァルトの時代はかような作りになっておったと。決して知らなかったからではない! と。納得したけど、それにしても浅い・・・・・・・なぁ。

       これが中央の支柱。とても重そうです。今なら電動で上下するのでしょうか。よくわかりませんが。このオケボックスの解体がめんどくさいのか(そんなことはないだろうけど)、舞台が狭いので一幕物しか上演できないからか、20数年間オペラのコンサートはなかったとのこと。そうでしたか、とついつい感慨にふけってしまいました。

       この後、聴講という流れです。
       藤森氏のレクチャーは、設計段階での前川氏と丹下健三のコンペのエピソード(丹下案はまるで前方後円墳みたいで笑ってしまいました)、前川氏と関係深いル・コルビジェのこと(世界的に見てもコルビジェを評価しているのはフランスと日本くらい。なので上野の美術館は世界遺産になりにくい由)、コンクリート打ち放し仕上げのこと(打ち放し仕上を育てたのはなんといっても日本、職人の技が型枠を実現させた)、など多岐にわたり私は有意義かつ楽しく拝聴させていただきました。

       掉尾を飾るのは大谷氏のバイオリン演奏(ピアノ伴奏付)。バイオリン独奏にはちょうど良い広さ、音の響きも大好きだと語りつつ、数曲の演奏。いずれも肩のこらない名曲揃い、選曲に気遣いが感じられ。アンコールの最後の最後、舞台にはピアノの方が弾き始め、しばらくしてから客席に大谷さん登場。みんな内心びっくりしたでしょう。私も驚きましたから。会場くまなく歩きながらの演奏、すごい! 
       なにがすごいって・・・・。1メートル脇で300年前の名器グァルネリの音が聴けるんですから。そんな経験できませんって。舞台での演奏なら少なくても10メートルぐらいは離れるんじゃないっすか。で、その音やいかに・・・・・・・・よく覚えていないんですわ。
       情けなや、音楽好きが聞いてあきれるワイ!! なんとでも言ってくださいナ。なんとなく良い響きではありましたが、カンドー的で生涯忘れ得ぬというほどでもなく、私の感性も年老い錆び付いたということでしょうか。トホホ。

       今回の企画は第一回、二回目は来年の2月頃とのことでした。興味のある向きは如何でしょうか。もちろん、私は行きまっせ。

      続・音楽堂見学会

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          いよいよ会場内へのごあんな〜い。
         当日の定員は400人、聴講料1500円。この2点で主催者の心遣いが感じられるではありませんか。ミニコンサートもあるので音の響が良い席に絞り、ぎりぎりの金額に押さえたい。誰でも気軽に来ていただきたいことがわかります。
         場内見学の時間は45分。充分な時間が用意されています。あちこちに職員の方が居られて、説明していただき質問にも答えていただけます。いやはや充分なのでアリマス。


         会場内はまさに子供の遊び場のようで、まことにけっこうな風景。
         音響設計の石井氏は大学院生の時、仕事を受けたとか。ってことは20代? 日本ではお手本になる資料がないので、イギリスのアルバータ・ホールの資料を参考にし、いろいろあちこち調査研究したけど、決め手は建物が出来上がる過程でホール内の音響を調整したということとのこと。ちなみに、客席天井の曲面板厚は15ミリ、舞台天井は42ミリとなったようです。これすべて大工さんの手仕事。

         客席椅子はコトブキ。鋳鉄のフレームに成形合板の背もたれ。最前部の数列は、オーケストラボックスを使う時のために、取り外し可となっております。

         座席足元灯。カワイイのであります。

         座席布地、薄くなってクッション材が見えています。予算が厳しいのでしょう。わかります。頷けます。音楽が生活に根ざし、多くの客が殺到すればこんなことはすぐにも解決するでしょう。音楽が身近になっているとはいえ、デジタルの世界でのこと。アナログな音楽世界は遠くになりにけり〜。

         このホールは、決して大きくなくオーケストラのような大人数が舞台に上がるのは難しい。小編成の楽団がよろしい。舞台も今時のものと違いバックヤードがないのでオペラ何幕
        物も困難、あれこれ制約がありますので厳しい運営となっていることは容易に想像できます。かくいう私も、今までこのホールの存在すら知らず、コンサートに足を運んだのは数十年前という有様ですから。何も言えませんけど、ね。

        音楽堂見学会 

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            ヒマにあかせて人のブログをあちこちと見て回るワタシ、書き込みが少ない!と独り不満が疼く時もあるわけで・・・・・。いざ、自分で書く段になってみれば、なかなか、そうそうは書けず。ナリホド、そーいうもんだよなー、と改めて考えおるところです。

           去る9月の13日(火)の午後、横浜にある神奈川県立音楽堂で催されたお勉強会に行ってまい
          りました。平日の午後、なんと贅沢なことでしょう。この年齢でないと味わえないこと、ホイホイと出かけました。日本最古の公共コンサート専用ホールであります。設計は前川國男、施工は・・・・・・?。この建物のことについて藤森照信氏の講演(30分)、音響設計の石井聖光氏との対談(30分)、バイオリニスト大谷康子氏の演奏(ピアノ伴奏付)とサービス満点の内容はまことにすばらしいものでした。マジで。

          建物正面です。左側には図書館が併設されていまして。

           この建物は、コンクリート打ち放しでも最初とのこと。現在では珍しくもない工法ですが、なんといっても最初ってのは大変。今はベニヤで型枠をこさえて、そこにコンクリを流し込みますが、当時の型枠はベニヤではなく無垢の板なのでアリマス。しかも丸柱ですから曲面を天然の木で作るわけで・・・・・・・・・・!。

          館内の至る所に型枠の板の木目が見られます。

           建築当時の映像も備え付けのモニターで見れました。コンクリートはなんと手練りでっせ。ミキサー車なんかありませんから、現場で職人さんが手でこねています。ウヒャー。藤森氏によると手練りはサイコー! 昨今は、高い所まで機械で注ぎ込むためにコンクリは水増ししてあり、これをシャブコン?という(ジャブコン?)、ナールほどね。ですから、この建物は堅牢無比なのだ。ドリルで穴を開けようとしたら刃が折れてしまったとか。

           館内備え付けの電話ブース。こーいうの大好きですから。多分、電話機はいろいろ変わっただろうけど、容れ物はキチンとすまし顔。昔はよくあったよね、こーいうの。扇風機の台とかウチワのなんていうのかな柱に掛けて使うモノ、ハガキや手紙の一時収納箱みたいなの。それぞれに専用の容れ物、それにしか使えないもの、今時見なくなりました。

           ありましたョ、水飲みなんとか、が。正式名称が思い浮かびません。2連です。右が大人用、左が子供用でしょうか。あるいは小柄な方のためでしょうか。細かい気遣いが伺えます。以前、オーストリア人の友人宅に行ったときも洗面台が並んで2つあったのに驚いたけど。私にはそういう発想はじぇんじぇんありませんから。こういう公共の場ならまだわかるけど個人住宅には必要なのか? 今でも謎なのでアリマス。

           ってことで、今回はここまで。

          前記事の訂正です

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             早速間違えました!!

            「factio=ファッション」は「factio=ファクティオ」です

            ってことで、お詫び方々・・・・・・・・・・の、店主でした。

            factio事始

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               お初にお目にかかりやす。
              知っている人は知っている、知らない方は知らない店主のM越です。

               なんだかんだと時間はかかったけど、ようやくHPが出来上がり。ブログも
              始めなければならん、と。まずはスタート、格別どうってことはないのです
              が、目を通していただく方々に「おまけ」や「おみやげ」になりそーな記事
              になればを心がけて・・・・・・・・・・・ということで。

               思い起こせば14年前! というのはコント55号がデビューした時のセリ
              フだったなー。カンケーないけど。開店準備の十数年前の頃、関係している
              専門学校の授業でゲストに来ていただいたファッション科の先生に「ファッ
              ションの語源は何?」とお聞きしたところ答えが「factio=ファッション」
              とのこと。それが、店名の由来という次第で。

               このfactioなる単語、ギリシャ語で「束」という意味。ナルヘソ、ファッ
              ションは元々「束」という意味だったのかー。感心してそのまま店の名前に
              してしまいました。紐のようなものでゆるく束ねられた世界は、当店にふさ
              わしいのではあるまいか。

               名前は決まり、お店も出来上がりつつ、商品も揃いつつ、でもって最初に
              連絡いただいたお客様が鹿児島だったのにビツクリ。カタログをパソコンで
              印刷して送ったんだけど、どーみても時間はかかるし、割に合いません。HP
              を作ろうと思ってはみたものの、数千種のつまみをどう紹介していいのやら
              ・・・・・・・・・・・・・・・・トホホな日々でしたが、

               あぁ、女神は降臨されたのです。雑誌に紹介されたベルリンのボタン屋さ
              ん。その数なんと150万種! やったー、このフォーマット借りちゃおう!!
              いやはや、ずるいのでアリマス。しかも無断拝借ですから。いささか心も痛
              みます。でも、千載一遇ですから、是が非でもお借りしなければなりませぬ。

               http://www.paulknopf.de/

               このHPを徹底分解。いやー複雑なんす、構造が。あちらこちらと飛び回る
              し隠れた部屋がいくつもあるといった態。ふーん、ナリホドと歩き回りなが
              ら整理した末に、当店のHPが完成したのでアリマシタ。パチパチ。

               作成は京都在住「微笑みのデザイナー」ことS嬢。知人の紹介で懇意にさせ
              ていただき、私のわがままも尽きせぬ笑顔で見事にキャッチ!いやー今思い返
              しても涙が止まりません(ウソですけど)。

               最初の記事は、このへんで・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

               




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