カーマ・スートラ 1

0

     ベルリンの友人から英語版カーマスートラが届いたことは記事にした。これ、

    なにも突然炎のごとくってわけじゃなく経緯はある。遠いからめったに会う機会

    はないけど、超久しぶりに会っても数日前に会った感じで話はしごくスムーズな

    間柄でね。会えば東西の性事情とかSEXについての考え方の違いを肴にして酒

    飲むのが常だし(アタイがそっちに話を持って行くんだけど)、浮世絵春画本も

    プレゼントしたことあるから、アタイならきっと喜ぶだろうと送ってくれたに

    決まってる。

     

     そうかいそうかい、コレ読んで、もっと勉強せい!ってことなのかい。それ

    なら受けて立とうではないか。とはいえ、辞書片手にトボトボ翻訳する気もない

    根気もないこちとら、素早く図書館から二冊(日本語)を借り、読み終えたワケ。

    一冊は原書の和訳、もう一冊は解説本。読みやすい解説本で高所順応の後、原書

    の頂きに登攀しようと考えたものの、解説本だけでほぼ満足、多分原書に挑戦

    することはないだろうな。

     

     「性愛奥義  〜官能の『カーマ・スートラ』解読〜」植島啓司著、講談社現代

    新書。序文『いかに「カーマ・スートラ」を読むか』が、まずは素晴らしい。

     

    K・ローレンツは「文明化した人間の八つの大罪」の中で、現代人は「不快を

    触発するあらゆる刺激状態にたえず敏感になり、快を触発するあらゆる刺激的

    状態に対してますます鈍くなる方向」に進んでいると書いている。誰しもが

    それぞれの喜びを見つけることに困難を感じており、また、ちょっとでも

    不快なことにはすぐに苛立ち、突然相手に切りかかるような手合いがどんどん

    増えている。どうしてそんなことになってしまったのだろうか。

     Kとはコンラート。行動生物学のそびえ立つ巨峰。「ソロモンの指輪」を

    読んだのはいつ頃だったかな。それ読んで日高敏隆氏を知り、蝶はなんで

    白いのかとかヒラヒラ飛ぶのかを知ったんだっけ。それにしてもいきなり

    ローレンツに始まったってのがウレシイぞ。しかも引用された文章がいま

    ひんぱんにニュースで取り沙汰されてる事件とダイレクトにつながってる

    からさ、思わず納得大きく頷くってもんだ。さすがローレンツ!

     

    人間にとって果たして生きる意味とは何なのか、かつて、プラトンは

    『ファイドロス』の中で、人間の生きる目的とは、エロス(恋)を通して、

    ひたすら美しいものに憧れ、地上に生きながら「できるだけ神に似たもの

    になること」以外にない、と述べている。

     最近よく目にするプラトン博士だ。「できるだけ神に似たものになる」

    は、ここんとこアタイもそうなりたいと考えてることと一致するんだから

    ウレシイじゃァあーりませんか。

     

    さらに、古代インドの賢者は、われわれにもっとも必要なものは、ダルマ

    (美徳)、アルタ(富)、カーマ(性愛)の三つである、と明確に述べて

    いる。それらは総称してトリヴァルガと呼ばれているのだが、少年時代には、

    学問の修得などアルタ(実利)を求め、名誉、富、権力への道をひらき、

    青年時代には、カーマ(性愛)を追求し、豊かな愛と官能的素養を深める

    ことに精進し、老年にはダルマ(美徳)、すなわち、宗教的・道徳的な

    義務を追求すべきだというのである。

     まったくもってしょにょ通り、誰も異論をはさむ余地なし! 東西の

    考えを比較することで核心に迫ろうってことだ。また、これから述べること

    の根拠を提示することで、まずは、ぶっとい背骨を作り、そこから枝葉の

    小骨を作り上げようってことだろ。

     

    われわれは、アルタ(学問の修得など実利)についても、ダルマ(宗教的・

    道徳的な義務)についても、幼年時代からしっかり身につけるようにと教え

    こまれてきた。しかしカーマについてはいったいどうなっているのか。友人

    同士のひそひそ話やわずかに知りえた知識だけをたよりに見よう見まねの行為

    と失敗の繰り返しから学ぶしかないのである。人生にとってもっとも悦ばしき

    知識だけがわれわれには欠けているのだ。

     アタイ泣きましたで、マジで。わかってらっしゃるのだ。偉いぞ、インド。

    これ読んで納得しない男性はいないだろ。女性も同様と考えたいけど、そこ

    んとことどうよってアタイは問いたい、全世界の女性陣にさ。

     

    というわけで、いよいよ性交についての項に入ることになる。中略。まず

    第一章でも述べたように、男のなすべき行為としていきなり次の9項目が

    列挙されている。

    1  嵌入      ペニスの先だけを膣に出し入れすること

    2  摩擦または撹拌 膣内に挿入後はペニスの根元を持ち、内部をかき回す

              ように動かす

    3  貫通      腰を低くしてペニスで膣の上部をこする

    4  摩擦      腰を低くしてペニスで膣の下部をこする

    5  圧迫      ペニスを突き上げ、しばらく静止する

    6  一撃      ペニスを抜かないように引いた後、次に強く突く

    7  猪の一撃    膣壁の上下を突く

    8  牡牛の一撃   膣壁の左右を突く

    9  雀のたわむれ  ペニスを一度二度三度と女性の歓ぶままに小刻みに突く

     くぅ〜! 知らなんだ、あ〜ぁ。遅かりし由良の助か。もはや実践の

    チャンスあるかなきか人生の終焉、夕日に佇むアタイにとってこれらの知識

    は猫に小判か、はたまた暖簾に腕押しか? 暖簾同様ふにゃふにゃだもんな。

    品下がって申し訳なし。もっと早く知っときゃあなぁ、いくらでも試せたの

    にさ。

     

     左の項目は、直訳。右の解説は笠原寛司によるものだけど、現代の性科学

    の視点から見ても、実に的を得た指摘だと感嘆してらっしゃるとのこと。

    膣壁上部にはGスポットが存在し女性の性感は強く刺激され、最高の快感が

    得られる場所だけど、男性はさほどではない。膣の前壁から愛液が分泌

    されるため摩擦は少なくなり、ペニスの刺激という点では不満が残る。

    しかし膣の後壁は前壁ほど愛液を必要とせず、したがって、膣壁のざらざら

    した感触は直接ペニスに伝わり、男性の快感は高まる。ですから、膣前壁を

    刺激して女性の快感を高めた後、男性が快感を得る後壁の刺激を用いる、

    その結果、男女が共に歓びを分かち合えることになる。とまぁ、こういう

    次第だ。(笠原寛司「知って愛する女のからだ」より)

     

     それにしても、どういう方法で調べるのかね、こ〜いうことをさ。科学

    というからには実験してデータを集積してのことだろう。かかる時間や液量

    も当然のこと、個人差もあるだろうし。謎が謎を呼ぶぅ〜、神秘の世界、

    なんちって。

     

    もちっと話は続くのダ〜、乞うご期待第二弾・・・・・な、店主でした。

     


    久しぶりィ!いと満足なりの君

    0

       裏隣の旧家H川家の奥さんから☎、なに? ってことで折り返して、聞けば

      友人の子供の学校でお話ししてくれんか、と。テーマは昭和なんだと。ふ〜む、

      年齢からいって妥当な人選だ、それはわかる、でもなぁ気がつかないうちに

      いつのまにかそんな年になったのかと、思うワケですわ。いささかの感慨って

      ヤツ? クラスは小学三年生、9才か・・・・・。いわゆるじゃなく、マジで

      お子ちゃまな彼らがアタイ老人の話しなんか聴きたがるのかね。

       

       で、ふとアタイ9才のみぎりはなにやってたかって思ちゃったりして。以前

      も記事にしたけど、ちょうどその頃両親が離婚することになって、協議の場所

      として近所の知り合いの家に行ったのよね。子供はあっちへ行ってなさいなんて

      言われ別室へ。そこで生まれて初めてステレオを聴いたの。ハワイアン音楽

      だったの。ぎゃ〜! 音が立体的に聴こえる!! そりゃスンゴイ体験でさ、

      そんときの驚きは鮮烈に覚えてる。それがアタイ9才の出来事で、以後の人生を

      決定するまさにターニングポイントになったんだ。

       

       野球もしてたし泳ぎも好きだったけど、なんたってそんときの音楽体験は

      忘れようにも思い出せない?出来事であることは間違いない。その後、離婚して

      急に貧乏になっちまった我が家、姉がムリムリ言ってステレオが我が家に到着

      したのは3年後。姉が最初に買ったレコードは守屋浩とプラターズ。泣いちっち

      守屋君はどうってことなかったけどプラターズの影響力は絶大で、忘れようにも

      思い出せない? くどいか? くどいな!。小学6年、オーケストラのメンバー

      数人が体育館でコンサートやってくれたのも、中学で音楽の授業にレコード鑑賞

      聴きながら窓の外をぼんやり見てたのも、20代になってFMで「バロック音楽を

      あなたに」をむさぼり聴いたのも、トリオのステレオやTEACのテープデッキ

      買ったのも、すべては9才の時にステレオと出会ったことが発端だ。

       

       で、今だ。去年長年の夢だったJBL L-85HL-92のセットをオークションで

      入手した。その前にD-123は入手済みだったから、これで一応態勢は整った。

      整ったはいいけど、どう繋ぐかで試行し、やっぱ2wayでゆこうってことになり

      之助。D-123はビクター FB-7の箱に収まってるから問題ナス、でもLE-85の方は

      安定土台を作らなくていけない。

       けっこう重いんだ。左が前だけど、右の音源部と径が違うからこのままだと

      上向きになってしまう。

       さらに音を拡散させるためのディフューザーを取り付けなければならぬ。

      プラスチックで軽い、取り付けはマジックテープとのことだが、なんとなく

      そりゃなかろうぜ、と思い

       上下の奇妙なU溝にビス止め。いずれ黒く塗らなにゃアカンな。

       出来上がったのがコレ。奥行きがあるんで、奥の棚を切る。

       中低域を担当するのが上の真空管アンプで、中広域を担当するのが下の黒

      アンプ。ともにmazdaluce3000氏の手になる。

       CDやらレコードからの入力は上左のLUX L-550に、それから上右の

      パイオニア D-70につないで、中低音と中高音に分けて、二台のアンプにつなぎ

      スピーカーから音が出るという具合。

       

       以前も試したこの2wayシステム、再聴してみて、いいんだなコレが。久々の

      いと満足の君と出会えたってことだ。師mazdaluce3000曰く、自分がレストア

      したアンプの特長は、音の立ち上がりがよいこと。オーディオ装置の指標は

      面で音が出ていることと申される。音というのは感覚的なもので、人により

      善し悪しの基準は異なる。当然のことながら音を表現することばも人によって

      様々だ。そんなことはしごく当たり前なことだ。問題は、立ち上がりが良い音

      とか面で出ている音ってのがどういう音なのか知りたい、納得したいってココロ

      だろ。疑問を持ち、あ〜でもないこ〜でもないと試行して、きわめてあやふやな

      基準ではあるけど、砂を積むように薄紙を重ねるようにして、いいと思う音に

      近づいた実感を持てるかどうかってことなんじゃないだろかね。

       

       さらに、聴き疲れしない音というものもある。立ち上がりとか面とかに比べて

      わかりやすい判断基準だ。いつまで聴いても飽きない=疲れないってことはさ、

      低い音から高い音までバランス良くってことだもんな。そしてそれらすべてを

      おおよそ判断できるようになるためには、良い音を聴くチャンスが必要不可欠

      じゃないかと思うんだけどなぁ。

       

       9才でステレオの素晴らしさに目覚めて、爾来音楽と共に生きて来たアタイ、

      好きな音楽なら良い音で聴きたいと幾星霜の末に辿り着いたいまの装置、これが

      終の住処ならぬ装置であり、もうこれで打ち止めの寂しさもあるけど満足もある。

      ってことでざっと費用を計算してみたんだ。なんやかやで60万円弱。これで

      いつでも好きな音楽を聴けるんなら安いもんだ。ね、T野井さん。

       

      バッハ 管弦楽組曲を聴きながら・・・・・・・・な、店主でした。

       


      SONYな感慨

      0

         SONYビルが解体されて、しばらくの間公園になるという。これが最後という

        ことで、これまでの製品が展示されてるを知り、所用の帰り立ち寄ってみたんだ。

         これがなくなるってことだ。

         栄枯盛衰ココにあり・・・・ホントにあるんですかい、ココにさ?

         SONYといえばテープレコーダーだろ。ごく初期の製品、右側のテープの

        巻き方がおかしい? 思わずスタッフに聞いちまったじゃないか。よく見れば

        間違っちゃいない、ふ〜ん、そうしたかったのね、いやいやお恥ずかしい限り。

         1965年、通称サンパチ、コンデンサーマイクC-38だ。すばらしく高額で

        伝説だけが飛び交ってたな。それにしてもまことに信頼性をカタチにした品の

        あるデザインだ。

         日の丸を模したといわれた気がするデザイン、優美なかたちと配色は

        日本のプロダクトの神髄だ。カッコええでんなぁ。1970年 TR-610、AM

        ラジオ。

         1973年 PS-2310、正方形と円の組み合わせは単純なれど、端正な音を彷彿と

        させるかたちにウットリ。懐古趣味? そうじゃない、今見てもイイ、と思うん

        だけどなぁ〜。

         そしてSONYが放った大ホームラン、はたまた金字塔のWALKMAN。音楽の

        聴き方に革命を起こしたことはみなさまご存知でしょう。それにしてもこの展示

        もちっとなんとかならなかったのかしらネ。

         

         階が上がるに従って時代は今に近づくんだ。今のSONYを象徴してるのか

        アタイにとって魅力的な製品は少なく、感慨にふけってしまう。時代のせいなのか、

        会社の方針なのか、スタッフのやる気なのか、理由は定かではないけど、目的が

        ハッキリわからないものが多くて、これアタイが取り残されてるのかアホなのか、

        説明されてもちぃともわからんのよね。

         2001年 LISSA、ヨーロッパ向けのオーディオ。どこかいいのかさっぱり

        わからん? カッコだけのことだけど

         さらに新しい製品、腕時計のベルト部分になにやら仕込んである。時計そのもの

        はシチズン製で従来品と同じ、ベルトとの関係はない。で、その目的はって〜と

        携帯からの情報を表示したりするものらしい。聞いても理解できず、これを欲しい

        人いるのかな?って思っちゃう。製品にはなんらかの新しさは必要だし、誰でも

        わかる明快な用途が必要なんじゃないかなぁ。それに新しい製品なら新しいかたち

        も必要だろう。今までのベルトに仕込もうという発想がどうにも納得出来ない!

         最上階近く、これが今のSONYってことなんでしょう。デカイ会場に置かれてる

        のは、三種類。

         全方向で聴けるスピーカーだ。照明はおまけか? これのどこがSONY

        らしいの? ぜんぜんわかんな〜い。

         プロジェクターだ。画像は補正されて手前の平面に。で、それがどうした?

         天井から吊るされた照明、電球の中にスピーカーが内蔵されてて、ご丁寧にも

        明るさや色が変わるんですとスタッフが試してくれた。なんかさ〜、それって

        実験みたいで製品ではないと考えるアタイ、講師してるガッコの卒業制作みたい

        だな〜って思っちゃう。

         吊り下げソケットもこれですもん。どっかの出来合いを付けたのかい。

        言いかぁないけどさ、これが今のSONYなの? ま、この程度でいいじゃん、

        ってこと? 気合いが入っていないことおびただしい! SONYの歴史を俯瞰

        する展示の掉尾を飾るのがこれでいいのか!

         

         とはいっても熱烈なファンじゃないし、会社には会社の考えや方針があること

        だろう、だからさなにも目くじら立てるほどのこともない、そんなアレコレを

        考えつつ最上階。

         今のビルが今後このようになることの模型。左が今、真ん中が更地になって

        公園に、右端が新しいビル。模型の意図はわかるけど、アタイのアタマはぐるぐる

        回って大混乱。その理由は、左端の現ビル模型。ちっ、ちょっとまって、これが

        今のビル? 違うじゃんカタチがさ。交差点角にある展示会場がないじゃん! 

        え?って〜えことでスタッフに聞いたんだ。これ、今のビル?ってね。

         

         そしたらこれが今のビルです、って言うのよね。え〜!どう見たって違うっしょっ、

        内心驚き仰け反ってるけど、口に出すのは大人げないって止めたんだわさ。でもさ、

        かなりガッカリしたんだよね。このビルだって銀座の代名詞だった時期もある

        でしょうが。なにもお金掛ければいいとは思わないけどさ、これはナイっしょ。

        建築家にも失礼だし、銀座にも失礼じゃないの。

         どうみたってやっつけ仕事だ、担当者の投げやりなココロが透けて見える。或は

        この展示の社内に置けるポジションや力関係が丸見えだ。日本のプロダクトの代名詞

        であり世界に知らしめた製品群の栄光の歴史はどう考えるのか? アタイは悲スイよ。

         

        すごすごと帰路に着いたのでアリマス・・・・・・・・・・な、店主でした。

         


        バックロードホーン

        0

           去年、俳優の香川照之氏が離婚することを知り、さもありなんと大きく頷く拙者。

          「鬼が来た」の圧倒的な演技に仰け反り、小林信彦氏に誘われるままに「ゆれる」を

          観た。弟が帰宅して襖を開ければ、そこに洗濯物をたたんでいる兄の香川君。静けさ

          が恐ろしくってもう土下座しちゃったかんね。で、とにかく出演してるものじぇんぶ

          観ようとTUTAYAで借り溜飲は収まったのでありまする。まさに狂気にみちた演技の

          持ち主が、家に帰って奥さんの手料理で晩酌なんかするわけもないし、したくもない

          に違いない。かの、三国連太郎もそうであったように結婚生活なんか営めるわきゃ

          ない、と思うのよね。ってことでの「さもありなん」。

           

           去年、mazdaluce3000氏の工房からそこそこ大きなスピーカーを預かってきた。

           スピーカーユニットはない、たんなるブラックBOX。縁があって彼の手元に

          あったわけだけど、工房の片隅じゃいかになんでも可哀想すぎやしないかってこと

          で、当地へって次第。運び込んだはいいけどデカイんだ、これが。置き場所がない

          ってたって言い出しっぺがアッシだから文句なんか言えるわけもなく、とにかく

          スピーカーを取付けなくちゃコトは進まない。

           穴の大きさからして16㎝しか入らない。昔はスピーカーBOXを自作する時代が

          あってダイヤトーンやらパイオニアやら数多の機種があったんだけど、今じゃ

          FOSTEXしかないじゃん。さらに一個八千数百円もするんだもん、二個なら

          まだしもこのBOXには4個必要だもんなぁ・・・・・と、放置しておいたわけ。

           つまりはお金がね、問題だったんだわ。一個八千数百円が高いってことではない、

          果たしてお金を掛けるに価するのかってことなの。昔、このスピーカーは試聴した

          ことがあって、そんときの印象があまりよくなかったんだわさ。とはいっても、

          現在入手しうる機種はほとんどこれっきゃない状況を鑑み、いささか迷った揚げ句に

          秋葉原のコイズミ無線に直行し、とりあえず二個だけ購入。

           さっそく聴いてみる。いいじゃないか! いいですよ、コレとお一人様自画自賛。

          たった16㎝の大きさだから豊かな低音なんかムリだけど、シングルコーン/フル

          レンジの透明感が気持ちイイ。2つとか3つのスピーカーで鳴らすのと違って

          スッキリ感は魅力的。ならばと、ネットで二個追加、ご覧の通りになった。

           後はこんなふう

           前面下はこんなふう

           アンプはmazdaluce3000師の手になるエレキット。パワーはないが音質保証

          済み。このスピーカーは能率がとっても良くって小さなパワーでも豊かな音量は

          これまた保証済み。ってことで、この組み合わせはバツのグンという結論に。

           

           さて、お立ち会い。このスピーカーは売り物であって飾り物ではないのだ。

          いまどき巨大とはいわないまでもけっこうなデカさのこんなスピーカーを求める

          奇特な方がそうそういるとは思わないけど、中に一人や二人はおられるのでは

          ないかと考えている当方。来店していただければいつでも試聴できまする。

          っていうか慣らし運転を兼ねて一階で仕事してるときには鳴らしているのよね。

           

           肝心のお値段はて〜と、さていくらにすんべえか? スピーカーユニットだけ

          でも三万五千円ほどかかってる、これにBOXの代金が加算されるとおおよそ

          八万円程度になるかしらね。重いから宅急便で発送したくはない、ってことで

          近県ならば無料で運んであげてもいいっす。

           ちなみにチン恋アンプも売り物でやんす。売価はおおよそ六万円ってとこかな。

           

          ご検討いただければ幸いでゴンス・・・・・・・・・・・な、店主でした。

           


          カーマスートラかいな!?

          0

             とあるM嬢とのなりゆきでコケシを作ってたんだ。そんとき、ふと思い付いて

            友人たちが営んでるベルリンの学校でコケシごっこやってみたらオモロいんじゃ

            ないかと思ってね、連絡したワケ。イラストの学校だから、アタイが作ってあっち

            が描くのイイかもとね。しばらしくして、ほんじゃやってみんべえかとなり、

            とにかくスケッチ送ってくんなましってぇことになり。

             メールで送られてきたのよ、これが

             で作ってみたのよ、これを

             で、ぜんぶで18体(って呼ぶのかな?)が出来上がり、即航空便で送り〜の。

            それにしてもテ〜ヘンな時代になったもんだ。小さいとはいえ国際交流だもんな。

            数回で描ける(あっちは毛糸で巻き巻きしたりもしてるけど)チンコイ課題を

            外国で作るなんてえこたァ、アッシが若い時にゃ考えられなかったもんな。

            地球が小さくなったとつくづく感じてしまうのでアリマス。

             

             あっちの学校はイラストを学ぶ、イラストは多くの場合平面(紙とか)に描く

            ものだろ。だから多くの学生は立体のイメージを持ちにくいんじゃないか、コケシ

            のスケッチにしても一方向から見たかたちだ、そのスケッチがいきなりコケシに

            なって、出会ったときはいささかな驚きがあるだろ。現に、アタイだってM嬢との

            やりとりで角材から削ってゆく過程や出来上がりを見て、スケッチが立体に変わる

            ことの驚きはあるんだからさ。

             それと、磨き上げられた木のコケシに描くことの緊張もある。紙ならば失敗

            してもやり直しはいくらでもOKだけど、木はそうはゆかない。水性にしろ油性に

            しろ、一度塗ったら拭き取っても染み込んじゃうから痕跡は残っちゃうもんな。

             

             笑いは「緊張と緩和」が織りなす時間と言ったのは桂枝雀だった気がするけど、

            イラストにしろアタイが教える木工にしろ、なんらか表現活動の場合も同じじゃ

            ないだろか。そして、それを学ぶ場でも、毎日同じコトの繰り返しでは刺激も

            ないってことになり、そりゃマズイんじゃないっすか。毎回とは言わないまでも

            たまにはサプライズがあったり緊張があったりしたほうが感性も研がれるんじゃ

            ないっすか。将来の役に立つことは授業では課題の内容ってことになるんだけど、

            それ以前に学生の意識を刺激して、興奮させて、アドレナリン噴出させることが

            できれば、作品だって良くなるのと違いまっか?

             

             着いたョ〜のメール、数枚の画像とともに送られてきて、完成するのが12月14日。

            ふーん、なんて思ってたら今日荷物が送られて来たんだわさ。なにか送ったという

            ことは知ってたけど、開けてみたれば、

             KOKESHIプロジェクトのミニパンフと

             エディット・ピアフのレコード。それにしてもこのジャケットいいでんなぁ。

            彼らが来日したときに我輩の車であっちこっち行ったときにたまたま流れて

            いたんだエディット・ピアフがさ。好きなんだ、ピアフ。ってことでコレ。

            ま、これはわかるんだけどね、もう一つ入ってたのがKAMA SUTRA

             これだ! ホェ〜ホェェェェェ〜〜〜〜〜〜

             裏はこうなっとるんダ。エロくてキレイだなぁ〜

             で中をみたれば、ぜ〜ぇんぶ文字だらけ。どうぢろっていうのさ。こう

            見えてもオレ様なんちゃってイングリッシュでならば通話可だけど、文字は

            ダメでっせ。う〜む、読めると思ってるのかな? あるいは、解読して英語

            の勉強せいってこと? あるいは、ほんのシャレだから許してチョなの?

             

             早速、とりあえずウィキペディアで検索、「第2部は赤裸々に性行為について

            綴ってあるため、特に有名である」、ふーん、多分これだろとCHAPTER TWO

            を見ればAchieving the Three Endsの副題、そのまま無料ソフトで翻訳すれば

            「三つの終わりを達成する」ということらしい。Achievingが終わりであるのか

            どうかわかんない。アタイは節目と理解したいとこだけど。で、終わりだと

            したら、なんの終わりなのか? 一つは射精か? も一つは勃起しなくなった

            時か? まさか精液が枯渇したってことではあるまい。忍法筒枯らしじゃない

            んだから。

             

             アタイに根気があれば、贈られたこの本でカーマスートラを読破し理解できる

            のかもしれないけど、生憎そんな上等な根気は持ち合わせていないコチトラ、

            宝の持ち腐れになる予想は充満だし、その予想はズバリ当たるに決まってる。

             

            さても気がかりな一冊なことよ・・・・・・・・・・な、店主でした。

             


            コメディ宗徒

            0

               ふと思い立って、喜劇のお勉強、手に入りそうな本は読了し映画もほとんど観て

              一段落の日曜日午前10時44分、天気いいから洗濯物を干し、珈琲を飲みながら、

              さてどう過ごそうかのう。

               

               年末ということでもなかろうが、インテリア茶箱クラブから次々と脚の注文が

              舞い込み、11月18日の80個が終わりを見透かしたように、12月1日に25個、

              2日に58個。なんだい、天井裏から覗いてるの? どこにあるんだカメラは?? 

              まぁご繁盛でけっこうなことだけど、数物だからなぁ、すぐ飽きるからなぁ、削り

              始めればさほどの仕事量ではないんだけど、なんといっても下準備が面倒だ。

              四角材の中心を出し、ポンチでVみをつけて、コンパスで内外周を描き、もっと

              能率良くできないもんかと考えちゃいるけど、やっぱりこの方法しかないのかい、

              あ〜ぁ、でもってヌウ〜ぅ。

               

               コメディにはギャグがつきもの、ギャグには二通りあって言葉によるバーバル

              ギャグと動きによるサイトギャグがある、なるほどね、フ〜ンてなもんだ。アメリカ

              にはスタンダップコメディがあってNYには素人でも参加できるクラブがあって、

              そんならNYに行ってもいいかなと思ったりして。日本の「オチ」に当たる言葉は

              パンチライン(punch line)、同名の映画を観たら主演はトム・ハンクス、入院

              患者の前でのギャグ連発は爆笑もんだった。ヒェ〜、最初はコメディだったんだ、

              な〜んも知らんで失礼いたしやした。

               

               まずは御大・小林信彦に始まり、高平哲郎、香川登志雄、澤田隆治の4氏の

              著作を読めば、日本(外国もだけど)のコメディの歴史を理解することはできる。

              ステージを観ることはしなかった、すべてTVで観ただけのアタイだけど、登場

              するコメディアンの面白さは肌で感じることが出来ている。書かれている内容も

              リアルに理解出来て、学ぶことの喜びに浸ることができた。とはいえ、エノケン

              やロッパは知らないし、ダイラケにしたとろこで往年の面白さはCDで聴くしか

              ない。それにしても「中田ダイマル・ラケット ベスト漫才集」はオモロかった。

              むろん漫才がなんだけど、観客の笑い声も凄まじくって、といっても一人だけで、

              多分中年の女性、けたたましい笑い声がアタイの笑いを誘うのでアリマス。

               

               モリシゲ、寛美、脱線トリオにてんぷくトリオ、クレージーキャッツ、由利徹、

              まさに錚々たるメンバーで、今思えば夢のような時代だったんだわさ。なにごと

              も頂点にいるときにはわからないもんで、落ち始めてしばらくたってから、アレ

              がそうだったのかと思い当たるもんだ。落語だって円生に聴き惚れ、志ん朝もいた

              もんなぁ。言いたかァないけど面白うございました。

               でも、なんといってもアタイはコント55号に尽きるな。彼らがデビューしたの

              が1967年ころ、そんときアタイ18才、家にはTVがあったし、アタイだって

              コメディを理解する下地はそこそこあった。その後の彼らの活躍ぶりとともに

              アタイの青春があったのだ、ナンチテ。

               

               そのコント55号、役者になった二郎さんは亡くなり、残された欽チャンは

              どこに着地するのだろうか? 古今東西コメディアンの末路は哀れ悲惨な

              ものと相場は決まってる、らしい。モリシゲは喜劇から役者の世界に移って、

              それがコメディアンの大きな転換だとみんなが目指すようになった。いかりや

              長介だって渥美清だって、二郎サンも同じ道を辿った。で、欽チャンは? 

               先日も、特番で取り上げられて登場し、弟子筋たちに持ち上げられていた

              けど、それすべて過去の栄光に対してで、輝いていたころを知るアタイは見る

              も無残、とても観てはいられないんだわさ。せめて、コレくらいじゃないと

              なぁ。

               

               24時間TVの司会がつまづきの始まりだったと本で知る。なるほどなァ、

              いい人が演じるコメディなんか面白くもなんともない、そうタケシも言ってた

              らしいけど、その通りだもんなぁ。生まれ持ったコメディアンの資質は役者

              なんか出来っこないし、かといって老いさらばえた感じの今、コメディアンと

              してなにが出来るんだろうと思ってしまう。そんなこと欽チャン自身だって

              重々わかってるだろうし、目立たないけど仕事はしてるんだろう。しかし、

              アタイは気になるのよね。まだまだ元気そうだし、笑いの世界に一波乱まき

              起こしていただきたいもんだ。乞い願い奉る。

               

              笑いは素人に席巻されとる・・・・・・・・・・・・な、店主でした。

               


              惑う67才、テヘッ

              0

                 イッセイ・ミヤケが年末バーゲン(20%off)、関連ブランドHaatからもDMが

                届き、さらに電話がきたもんだ。今年3月、フラリと立ち寄り、地下に降りたら、

                ジャケットがあって、超高額で怯んだものの、えいや!とカードローンで入手、

                以来顔馴染みになったY嬢からの電話なら、行かねばなるまい。直近の以前棚を

                納品した店で取っ手が壊れた直してちょ、そんならちょうどええわい、ファミマで

                100円菓子五個手みやげ持参で訪れたんだわさ。

                 

                 店内すでに春物ばかり、ファッションは先取り社会は合点承知してるけど、いかに

                なんでもこの寒さの最中で来春のことをイメージできるほどのコチトラではない、

                それにそれまで生きてるかどうかわからないでしょうが。とはいえ、せっかくの

                お招きならば、なにか安価(たってぜんぶ高いけど)なモンをと考えてはいたけど、

                アタイが着れるものはまったくナッシングゥ。なんたってココはレディース専門

                だから、そりゃいたしかたないんだけんどね。

                 

                 取っ手は新品を取り替える、と思ったんだけど、これがウマくゆかんのだ。穴の

                位置が違うのだ。以前、なんでこんなふうに付けたんだろう? 自分がやったこと

                にもかかわらず、思案投げ首。結局、今日再チャレンジ、なんだかなぁ、オレなに

                やってんのかなぁ。

                 

                 そのまま帰るのもいかなるものか? 帰り道の代官山で降りてTUTAYA。小林

                信彦氏ご推薦のキャリー・マリガン2本、大瀧詇一「クレイジーキャッツ・

                デッラクス」、「顔のないヒトラーたち」計4本のDVDを借りる。「顔のない〜」

                1958年のドイツ、すでに戦争は記憶の彼方でアウシュビッツなんか誰も知らない、

                収容所の記憶も生々しい人々が生きているにもかかわらず、そんな状況下、ひょんな

                ことから戦犯を追い求めることになった若き検事。そういうことだったのね、

                こちとらな〜んにも知らんかっとってん。

                 

                 あっちの人は「あぁまたかい」ってことなんだろうけど、アタイは心打たれ申し、

                日本じゃこんな映画作れないんだなぁ、と思うワケですばい。戦犯だった岸信介が

                首相になったなんてことは、今じゃだれも話題にしないし、映画作ったところで

                商売にならないってことなのかもしれない。ウ〜ム。そういう国民性なのか、

                だから福島原発もおなじように忘れ去られるんだろうな。かといって、なんにも

                しないアタイがいることも確かだし・・・・・・・・・。

                 

                 それとは別に、ちょいと凹んでいるんだ。きのうの、青山へ行ったのだって、

                工房で茶箱の脚を削るのだって、DVDを観るのだって、洋服買うのだって、

                なんだかルーティンみたいに思えてね。予定調和っていうかさ。例えばの話、

                好きな人が出来て、初めてのベッドインが叶ったとして、以後、会って、映画

                観たり買い物したり食事したりセックスしたり、その繰り返しに飽きるみたいな

                もんなの。ある日起きた非日常がだんだんと日常になり慣れっこになること、

                刺激がない、新しさがないことへのやるせなさ?

                 

                 今じゃ67才は長生きじゃないのかもしれないけど、それでも見たり聞いたり

                してきた数々の事柄は膨大で、得た知識や経験が枷になり、興味が持てる新奇な

                ことに出会う機会は少なくなって、このまま死んでゆくのかいなと思ってしまう

                んだなぁ、これが。同じコトをやり続ける根気はないし、かといって面白がれる

                新しい出会いもない、どうすりゃいいのさ思案橋。

                 

                 みんなど〜してんだろ? そういう不満みたいなもんないのかしら。ワクワク

                するトキメキ、もっともっと知りたいという欲求、喜びに満ち満ちた会話、

                感心させられる体験、ムシャムシャ食べられる興奮、それがなくては生きてる

                甲斐はないのと違うかいな。そりゃあなたの心持ち次第、な〜んもしないで

                ただ口を開けて待ってることって、どうかと思うよ。そう言われちゃうんだろう

                なぁ、きっと。

                 

                思い出を反芻する牛にはなりたくはない・・・・・・・な、店主でした。

                 


                テレコイトス?

                0

                   手塚治虫の春画が見つかったとなにかで目にして「新潮」12月号を買うべく

                   神田は神保町にある東京堂書店へ。パラパラとめくり二冊買ってしまった。

                  というのも春画はページの表裏に印刷されてて、切り取って全部並べてみたい

                  こちとら、両面使わなくちゃ気が済まない。

                   表紙にもなってるこの一画。解説の中条省平氏の一文が素晴らしい。

                  「ともあれ、この女ネズミの絵でとくに特権的に表現されているのは、腰から

                  お尻をへて太腿にいたる球体の感覚です。その力強く張りつめた曲線に比べれば、

                  もうひとつの女性の特権的な部位である乳房にはさほどの重要性があたえられて

                  いない印象を受けます。乳房はあまりにも柔らかく、可塑的で、力強い生命力の

                  発現を表わすには適当ではないのかもしれません」

                   う〜む

                   

                  「さらに、この女ネズミの絵で注目すべきは、いわゆる効果線です。とくに、

                  第一ページ、最初のコマで、後背位を思わせるお尻に描かれた波紋のような動き

                  の効果線こそ、マンガ的表現のきわみでしょう。西欧絵画は、動く体を描くことは

                  できても、体の「動き」という抽象的な観念を画面に描きだすのは不可能だから

                  です。この背中から腰、お尻から柔らかそうな足の裏へと寄りそう効果線に、

                  マンガの描線の純粋な快楽が波動のように表れています。これはマンガ表現の、

                  ささやかにして他のイメージ芸術の追随を許さない、超現実的な秘法といえる

                  でしょう」

                   なるほどなァ、といたく感心したわけだ。手塚治虫、マンガの深い含蓄がなけりゃ

                  こんな文章書けるはずはない。しかもムズカシイ単語はないからとても読みやすく

                  わかりやすい。近時、珍しくココロ動かされたのでアリマス。

                   

                   アタイはこの蜘蛛女が気に入った。グロとエロが入り混じった奇妙な絵だ。

                  軽く描いてみたんじゃないのかな。未完で中途半端みたいに見えるけどアタイ

                  これ好き。解説は数人、その中に筒井康隆氏。

                  「長生きしたお陰でその手塚さんのあぶな絵が拝見できることになった」

                  手塚治虫が内緒であぶな絵を描いていることは仲間内で誰でも知ってること

                  だったということ。

                  『そのことも含め、おれがやたらと会話中に性交の意味で「セックス」という

                  ことばを連発するたびに、彼はおれを見据えて「セックスというのは性交の

                  ことですか」と確認する。これには参ったが、まあ科学者として言葉には厳密

                  だったのであろう

                   いかにもマジメな手塚治虫氏の一面が伺えて笑ってしまった。でね、その後、

                  筒井氏の「昭和の繁栄」を読んだわけ。その中の「科学探偵帆村」に出て来たのが

                  「それは実は単なる自慰ではなくテレコイトスとでも言えるものであったのだ」

                  一節。知り合いを頭に浮かべつつ自慰すると、相手は懐胎してしまうというんだ。

                  相手が処女の場合は、処女懐胎マリア様って寸法。テレ+コイトスは合成造語だろ、

                  これで少子化が防げるなんてこともあり得りまっせ、ってね。自慰をするたびに

                  懐胎しちゃうし、生まれてきた子供はテレコイトスの資質を持ってるだろうから、

                  危険このうえもない。だから過去の女優にしなさい、と。自慰相手の女優は12名、

                  小説の冒頭でポーレット・ゴダードとローレン・バコールのみが描かれている。

                   

                   アタイは思ったんだ。なんでこの12人なのかってね。「この12人は東洋人の

                  子供を妊娠したという歴史は厳然としてすでに存在しているんだよ」、エ〜ッ、

                  ウッソー、聞いてないよ、そんなことあるわきゃないじゃア〜リマセンか!

                  なんたって映画好きな筒井さんだもん、いいかげんな思いつきで選んだんじゃ

                  ないだろ、なにかしらの根拠はあるのかいな? でもなぁ・・・・・・・・・。

                  マジに受け取るアタイのユーモア欠如なのか、はたまた・・・・・・・・・・。

                  誰かおせ〜てちょ。

                   

                  昔、オナポーテーションもあったな・・・・・・・・な、店主でした。

                   


                  追い抜かれて青息吐息

                  0

                     いやもうまったくのところ、追いつけないどころか追い抜かれているのよ。

                    駅伝ってのはタスキを渡して走り継ぐもんだ、前の走者は次の走者を追い抜いちゃ

                    イカンの不文律、その走者が仕事だと考えてくれたまえ、明智君。あるときに

                    ヨーイドンでスタートした我が仕事走者、受け持ちの走路走り終わって次の走者に

                    うまく渡せればいいんだが、現実はそれを許さない、走り終わる前に次の走者が

                    待ち構えていたり、時には前後の走者が抜きつ抜かれつ並走することもある。

                    二人のみならず三人並走ってこともあってさ、タスキの引っ張り合い一体誰が真の

                    走者なんだ? みたいな有様がここんとこのアタイ。ワッカルかなぁ〜?

                    ワッカンねえだろうなぁ〜。

                     

                     ミニミニホテルがほぼ完成した、っていうかベルリンからの友人が泊まるんで

                    追い込み仕事で息つくひまもなく米沢に行ったことは前回書いた。その後、一週間

                    の旅行から帰ってきた独友、都内あっちこっちで遊び、ホテルの感想やら今後の

                    改善項目や宣伝方の相談や、充実した時が流れて再会を約して成田でバイナラ。

                     ミニホテル(仮称:FACTIO INN)。ドアを開ければこんなふう、上がり框材

                    を探しに新木場のモクモクに行く、が、あまりの高額に思案投げ首、そうだ!

                    懇意にしてる井口材木さんに聞こ、すぐ☎、適当な材を用意しときまっせ明朝、

                    なんのこたぁない最初っからそうすりゃよかったんだ! で買ったのがケヤキ、

                    学校で製材し、素人細工でチョチョイ、材料は二部屋分で5000円。

                     壁に本棚、あとはエアコンの隠蔽仕事が残るのみ

                     まぁイメージ通り、こんなもんだろ

                     まぁイメージ通り、こんなもんだろ×2、上二段は収納、下は一応な床の間

                     収納棚、ターナーで買った水性塗料はよかれども荷物でこすれりゃすぐ擦れて

                    ハゲハゲに決まっとる、ってことで薄い杉板を張ったんだわさ。コレ正解?

                     

                     その独友、ベルリンでデザイン学校を営んでいてね、我輩のコケシを授業で

                    やったらオモロいんでね〜のと伝えてあって、そのことも話し合ったんだわさ。

                    なんたって小さな学校だから即断即決できること「いとをかし」、帰国の挨拶の

                    インクも乾くひまもなく、注文が。学生数18名だから18体のコケシを削れとの

                    命が下った。

                     例えばこう、ふ〜ん、あっちの学生はこういうものを考えるのかいな? 

                    日本のコケシのかたち影響されてるのかな、とかなんとか。注文が11月9日で

                    届いてほしいのが23日、げ、げげっ、時間ないやないか。航空便で送ると

                    約5日、ってことは17日頃までに発送しなくちゃならん、17−9=8日、一週間

                    かい。

                     

                     焦るココロに拍車がかかるのは、14日にウィーン友が彼女と二人で当ホテルに

                    二泊することになっててね、さらに16日には縁ある若者がレストラン開店に

                    合わせて行く事になってて、あいや〜詰め詰めやんかいさ〜。なんだかんだの

                    合間を縫って、

                     18体完成したのが発送前日、頭頂部をキレイにして梱包して発送したのがきのう。

                    郵便局でEMSで発送したら疲れ果てて、もうなんもやらんけんね、ぐだ〜と

                    寝転んでの相撲観戦 by NHK。んでもって、夜、古着屋ZIRAの店主と目黒で

                    待ち合わせ、暴飲暴食談論風発てんこもり、ほぼ終電でベッドに直行。

                     

                     仕事ランナー達入り乱れてのここ数週間、気が付けば一段落、さてなにを

                    すんべえか。いつもなら髪切りにゆくんだけど美容院ミニョン嬢は一向に☎に

                    出ず、そんじゃシトロエンA子に会いに行くか。エアコン不要の時節、彼女の

                    出番だ。壊れてしまった車載カセットデッキも交換してやろう。

                     

                    じっとしていられないコマネズミ・・・・・・・な、店主でした。

                     


                    すでに老体なのダ

                    0

                       きのう、友人の会社の展示会準備助っ人でビッグサイト。午前10時から夜中

                      12時まで休憩をはさみつつとはいえ働きずめ。ほぼ立ちっぱなし、ウロウロ三昧

                      で、今日はカラダが痛いんだわさ。あんだけ働いたんだから今日はもうイイっしょ

                      な〜んもせずに寝て過ごす。あ〜ぁ、ダラケてるなぁ。

                       

                       過日、ベルリン在住の友人二人が十年振りに来日してね、前回は関西方面で、

                      東北地方へ行きたいが今回。イイとこないかね、と問われネットで探したり記憶を

                      掘り起こしたりしたけど、なかなかないんだ、これが。奥の細道でもないだろ、

                      宮沢賢治は好きだけど彼らにうまく説明出来ないし。数カ所メールで教え、そんじゃ

                      ついでに母の実家へ行こうと思ったワケ。山形県米沢市、いとこが本家を継いでるし

                      母が世話になった叔母も近くに住んでる。ってことで、日光東照宮に寄ってから

                      福島経由でいざ行かん。

                       

                       遠足?小学生メチャ多しの東照宮。うっそうたる杉に囲まれた家康の墓なんか

                      興味あるのかしらん。陽明門は修復中で、

                       職人さんがマジで働いてる。白い柱に白布巻き巻き、飾り金具を真ちゅう釘で

                      ひたすら固定。う〜む、獅子の爪も金だ。それにしても白と黒と金色の組み合わせ

                      改めて凄いなァ。豪華さがスゴイってこともあるけどさ、権力者のみならず

                      こういう豪奢好みはフツ〜の日本人の心の中にもあるんだろな。むろんアタイの

                      心にもね。いつもながらどうにも美空ひばりを連想してしまったじゃないか。

                       

                       眠り猫の門を過ぎると家康の墓に通じる長大な石段が目の前。はて? この板は

                      なんじゃいな? 足を乗せるとグラグラだ。大陸移動がここに? 地滑り? 元は

                      ピッタリくっついてたの? こっから墓地だっせの結界かい? ワカラン

                       

                       2時間程度か、見学終えて昼時、どっかで食べたい、でも観光地だからなぁ、

                      ウマイもんあるのか? 考えつつ車を走らせていたら友人がコンビニかスーパーで

                      買って食べまひょと。なんてこったいステキな提案じゃないか。ナビ頼りに走行

                      してたら目の前にスーパーがあってさ、

                       これだ!

                       けっこう盛大に買いあさり、店内で昼食。これ、え〜でんな。友人右は肉×の

                      ベジタリアン、魚はいいんだけどね。スーパーなら好きなもの選べるからさ。

                      アタイこういうときはどっかレストランでもと思っちゃうタチだから、こういう

                      自由な発想っていいなあ。

                       

                       一路、米沢に向かう。まずは温泉だろ。実家の近くにある小野川温泉、道の

                      中央に共同湯があったなぁ、そこで入浴していただこう。記憶では相当熱かった

                      し、外じゃゆで卵作るとこあったし、ってなこと話して大丈夫? 熱いぜ?

                      ゆで卵作れるくらいだぞ、そこですかさず友人の股間を指差せば、敵もさる者

                      ひっかく者、ダイジョウビ、アッシはすでに子供二人作ったから、もう用なし

                      ですわ、ギャグで国際親善できてエガッタのう。

                       まだ入浴前だから余裕しゃくしゃく。いざってことで入浴したら右友人が

                      入れない。熱すぎるんだ。地元の方々に水を差しなされとぶっといホースを

                      渡されるもなかなかどうして入浴叶わず。アタイはそうでもないじゃんと

                      思って素早く湯船に身をひたしたけれど、しばらくたってようよう入浴できて

                      よかったわい。

                       

                       その晩はいとこ夫婦と近くの居酒屋へ。肉を除いて食べまくる。いやこれが

                      オモロくってね。英語まるでダメの夫婦、唯一の頼りは無料アプリの翻訳でさ、

                      書きではなく音声対応、夫のほうが発話するもアプリの対応は怪しい。出て来る

                      料理の食材を伝えようとマジになるものの、なかなかどうして手強いんだわさ。

                      例えばのところが海の牡蠣、一生懸命に「かき」と言うけど柿だったり花器

                      だったり果ては夏期。この夫婦生粋の米沢弁?だからさ、傍で聞いててもその

                      発音おかしいでっせ訛ってまっせと思わないでもないけど、彼の懸命な伝令

                      作業を目の前にしては到底言えませんや。

                       

                       そのうち、なんでベジタリアンになったの? な話題になり、ここは一番

                      言葉を一切使わないで伝えてあげてよと当の本人に言ったら、やる気まんまん、

                      ノートを取り出しスケッチを始める。まずは牛の絵、注射する身振りで、牛が

                      げんなりする様子パントマイム、あぁきっとこれは狂牛病だな、私はわかって

                      いるけどいとこ夫婦はさっぱりわからないらしく、アタイを見ることたびたび。

                      喉元まで狂牛病が原因で肉を食べなくなったという言葉が出そうになるけど、

                      コトの成り行きが面白くってニタニタ笑って場を楽しむ、イヤな爺だまったく。

                       

                       盛大に飲んで食べてごちそうになっちまった。翌日午前中に叔母が入所して

                      いる施設に挨拶にゆく。十年振りの再会、聞けば90才を越えたと。青年老い

                      やすく、老年の日々は疾風のごとく過ぎ去る。アタイ10才のみぎりは腕まくり

                      してバリバリ働いていた叔母がベッドに寝る姿に、60年の月日が一炊の夢で

                      あることを実感。足腰は弱ったもののアタマは冴えてて、今昔の話しで時を

                      過ごす。東京と米沢、遠いとはいえないがさりとて近くでもなし、そうそう

                      行く事もできない。これが今生の別れになるのか? アタイも思うんだから

                      叔母もココロの中では思ってるかもしれない。サヨナラだけが人生だ、う〜む。

                       

                      まんずはァ、おしょうしなし〜・・・・・・・・な、店主でした。

                       



                      calendar

                      S M T W T F S
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      31      
                      << December 2017 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      links

                      profile

                      書いた記事数:546 最後に更新した日:2017/12/13

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM