風立ちぬ

0
     世の中はお正月気分で浮かれている? に違いない。TVじゃ箱根駅伝。青学が創部
    以来の往路一位、今は総合優勝に向けてひた走っていることだろ。なにごともやって
    みなけりゃワカラナイ、誰も青学が優勝するなんて考えなかったんじゃないか。OBの
    方々の喜びはいかばかりか、このままテープを切ることを願うばかりだ。なんてこと
    はさておき、皆様方のゴロ寝三昧を尻目にこちとら地下の試聴室の整備に励む。
     なぜに? 昔っから音楽環境が整わないとなにも始められないアタイ、それが大きな
    弱点だと自覚もしてる。けど、強味でもあるんじゃなかろうか。ってことで、昨日から。
    今やらなければいつやるんだ!と、ココロの命じるままに精を出す。


     棚のアンプ類をすべて撤去、ゴチャな配線もすべて外す。去年、mazdaluce3000師の
    代理店を旗揚げ?したからには本格的に試聴できるように並び替えなくては男がすたる。
    幾台かのアンプを瞬時に切り替えて聴けるように、ということ。で、こうなった。奥から
    3台のアンプ、さらに近々一台加わる。まずはi-tuneとCDデッキでちゃんと音が出るか
    どうか試しながら結線してゆく。あれをこうしてこれをあ〜して、手持ちのコードを
    使い回してひとまず音は、出るようになり仮設置。

     それにしてもどうだい、三台のアンプの勇姿は。若い時からなけなしの小銭をやりくり
    しつつ数十年、ここまで来た。これで不満となれば天罰が下ろう。長く憧れ続けていた
    真空管アンプが二台もある。まさに夢は実現したと言わずばなるまい。しかも、どれも
    mazdaluce3000の手になるものなんだから。アンプをレストアしたり作ったりする方は
    多いだろう。でも、私の身近には彼しかいないし、これまでのつきあいから信頼は充分。
    それでいいんだ、心から満足してるんだ。そんなあれこれの物語があっての三台、お金を
    出せば揃うってもんじゃない、長年、私自身の目と耳で判断してのことだ。

     手前から出力7W・通称「樽アンプ」が約10万、次が15W・オリジナルアンプで18万、
    奥が250W・YAMAHA B-2(出力トランジスタがMOS-FETに改造)で25万、これらを
    聴き比べる。ウ〜ム、さほどの違いは感じられない。情けないぞよ、アタイの耳と脳みそ。
    まったく同一じゃない、けど、違いはとても微妙だ。低音が締まってる、高音がシャリ
    してる、大音量はムリ、ボーカルが前に出て来る、軽快な音だとかしっとりした音だとか、
    言葉ではなかなか言い表せないけど。とにかく明確な音の違いがないことだけは確かな
    ことと言える。

     雑誌とかで音の違いは歴然とかなんとか書かれているけど、ホントか? そりゃ
    スピーカーが変われば音も違うんだろうけど、それだって世間で言われているほど大きく
    違うことはないんじゃないか。生まれて初めて三台のアンプを瞬時に切り替えて音を
    比べてみて、つくづくそう思う。先輩諸氏の言ってた事はこの程度の違いだったの?
    それとも私の耳がふやけたもんなのかい? コトの真相は永遠に霧の中だけどさ。

     で「風立ちぬ」。年末に入手したのがこの二枚。

     大滝詠一だ。ことの発端は、愛車FIT。車載オーディオのハードディスクに録音
    されている数々の音楽を心機一転しようとね、思ったワケ。巻頭のQueenだけは、
    そのまま。以後の数十曲をすべて消去、今年共に過ごす音楽たちを揃えてゆこう。
    と、思って選んだのがコレなの。

     その中にあったのが松田聖子が唄う「風立ちぬ」。当時もイイ曲だと思っては
    いたけど、数十年ぶりに聴いたらいいんだ。とてもイイ。詩は松本隆、曲は大瀧、
    しかも唄は松田聖子とくれば悪かろうはずはない。昔のことを良いの悪いのって
    言うのもなんだけど、年寄りの懐古趣味だろうけど、良いものは良い。良いことを
    気付くのに遅い早いはないだろうし、遅くとも恥ずべきことじゃないだろ。
     誰だって気付いた時が始まりなんだし、年齢や時代とは関係ない。あくまでも
    本人と対象物との関係でのことだ。「今ごろになって」とか「みんな知ってるよ」
    なんてこともど〜でもいい。ってことで、松田聖子に心は傾いてゆくのだろう、か。

    ってなこと言ってその気になって・・・・・・・・・・・な、店主でした。

     

    脱皮して、蝶になりしか蛾になりしか

    0
        巌窟王にさも似たり、地下で黙々の孤独な作業がほぼ終わりました。ライブ会場に変身す
      べくのあれやこれの改装十日ほど、げにげになにげにいいんだなァと出来上がりに自画自
      賛。コーシーを飲みつつマイルスを聴きつつ。気持ちは貴族の店主。それにしてもなぜか眠
      いのダ。
       改装にあたって、まずは壁に取付けるための構造部材をチョッキチョキ。材料はホームセ
      ンターのSPF、ツーバイフォーの建築材です。安価で強い、まさにうってつけの材料。
       手前の斜めは背もたれが付くための加工、3つの穴は壁にとりつけるためのもの。
       そしてもう一種類のこれは座板を支える部材。座板は少しだけ傾くので板を組み合わせて
      角度をつける。この厚さの違う板は8本のビスで固定。ちなみにボンドはなし。
       ダイロンのウッドダイ No.13で着色。この青は、腰壁に張ってある紙と同色で、言わず
      もがなのJBL(アメリカの有名スピーカー)の青。ウチのオーディオには採用できなかったけ
      ど、なんといってもこの青はJBLの証。良い音を視覚的に表現した最高事例と考えています
      から、それに敬意を表して。
       一方、コンクリ壁に穴を開け、こんな金具を打ち込みます。6ミリのアンカーナットという
      もんだけど、これにボルトをねじ込めば木製部材が固定できる。
       こんなふうにね。今回の大失敗は穴が3カ所だったこと。2つの穴ならばさほどむずかしく
      なくボルトで固定できるんだけど、3カ所になるととても難しくなる。やってから気が付く
      相変わらずドジなんであります。ドリルの角度がちょっとでもズレたり角度が付くととたん
      に受け付けてくれない。原因は板の巾。もっと狭ければうんとカンタンなんだけど。知って
      はいたけど、やってみてから思い出す。なんだか最近はこんなことばっかし。それが老人力
      だ!! 
       こんなふうになるわけだ。2つの部材を固定するにはネジを9本も打っちまいまして。最
      初はボルトで、と思たんですよ。ネジの永井で数十本買いまして、まずはお試しで組んだん
      だけど、ボルト穴がちょっとだけ大きくて荷重を掛けると下がるんですわ。にゃるほど、そ
      ーいうこと? やっぱね。みっともないしなんか日曜大工みたいで情けない気がしないでも
      ないけど、これが一番理に叶っているか。で、ズンズンとひたすらネジを打ち込み〜の、固
      定しまくり〜の。
       そして無垢板の仕上げに取りかかる。これは二人分で長さは1.2m。まだまだ可愛いもん
      です。
       節穴の柔らかい部分、ゴミをホジホジし
       端面を少しだけ丸くヤスリがけて
       サンダーで容赦なく磨き
       お得意のウズクリで磨き、オイルを塗布し、さらに耐水ペーパーで磨き、木ロウを塗り込
      み、磨いて磨いて磨きまくる(それほどじゃないけど)。ピッカピカ艶こそ出ないものの肌
      ざわりは良くなり、オイル仕上げ独特の深みのある仕上がりになりました。
       まずはこんなふうに座板を取り付け
       背もたれを取付ければ、この通り。これが三人掛けのベンチ。長さは1.8m
       反対側には5〜6、7人用のベンチ。扉前の小巾の板はもちろん取り外し可能でやんす。
      そうしないと工房に出入り出来ませぬ。
       ほぼ、出来上がったライブ会場。如何でしょうか?
       照明が付き、演奏者を待つばかり。
       一方の反対側は、
       既存のテーブルを階段側板に金具で取付け、もう片方は2本脚で立ちまする。このテーブ
      ルは、ライブの時は5人分のテーブルになり、普段は作業デスクになるからもちろん取り外
      しが出来るようになっちょる。
       テーブルを撤去すればこんなふう。まずまずこんな感じでしょ。悪くないと思うのは私
      だけでしょうか。そうではないだろうと言いたいけれど。こればっかりはわかりませぬ。
       と、ここまで書いてライブの主役玉野井徹氏が来訪。近くに寄ったついでにということ
      で、ベンチに付くテーブルについての打ち合わせ。彼と共通の友人の通称サブロウさんの
      知恵を寄せ集め、いろいろ話した末にgoodなアイデアが生まれ出ましてまずはケッコウけっ
      こう。テーブルを固定するためにドイツの金具を直輸入しましょう。およそ2週間で届きま
      す。こんなちっちゃな部品だけど、ナンチャッテな店主にも意地はある。まとまった頃に、
      「近くの焼き鳥屋に行かへんか?」のお誘いを断る理由もなくスイスイと。5時頃から飲み
      始め閉店時間の9時半まで飲んで食べて、今しがた帰って来てブログの続きを書き続けてい
      るのでアリマス。
       けっこう酔っぱらっていますから、誤字脱字てんこ盛り。文章も変かもしれないけど。そ
      れも面白いじゃん。聴いている音楽はオーソドックスなカントリーミュージック。たまにゃ
      いいです。まったく日本の民謡と同じような世界にどっぷり浸りつつのブログ書き。
       焼き鳥屋ではおよそ4時間。ほとんどしゃべりっぱなし。尽きる事なし。仕事のこと音楽
      のこと女性観なんやかや。ちなみにライブ会場は気に入ってもらえたようでとっても嬉し
      い。自分の作品を理解してもらえることは幸いなこと。しかもなかなかの人物と思っている
      方からの頭ナデナデ発言は千金の重みがあります。どうってことない店員さんから「お似合
      いですよ」お世辞と比べたら数百倍数千倍の違いがあることは間違いない。
       日頃接している学生たち共通に感じることは、褒められたりけなされたり問題を指摘され
      たりする相手(まぁ、先生のことだけど)を読んで(理解して)対処しないこと。先生だっ
      て神じゃない。全員が学生自身にとって有用な意見を述べるなんてこたァあるはずがありま
      せん。頭が切れる(血じゃない)人や言っちゃあなんだけどアホな人や鈍い人もいるわけで
      それをみんな同じと考えてあちらこちらに作品の方向性がフラフラすることは問題でっせ。
      学生は若いし、先生は年配だからなんでも知ってるし少なくても自分よりも経験あるから
      言ってる事は正しいと思う事はわからないでもないけど。それでも直感的におかしいぞ、と
      か、ちょいと変かもと思わないのかい! 年上の人の意見やアドバイスなら素直に受け入れ
      ていいんかい!! 自分の直感力を信用せんかい!!! ゴメン、なんせ酔っぱらっいの
      戯言ですから。なんちって。
       酔ってるから言葉は荒くなってるけど、要はそんなことを毎週感じているわけです。い〜
      んですけどね。でもね、と言いたい。若いからむずかしいとは思うけど人を見る目がなけ
      りゃこれから会社に入ってから大変でっせ。なんせ、みんな年上ばっかだから。しかも言う
      ことが違っていたらば、誰の言う事を信じていいかわかんないでしょ。恋愛だって、この人
      ならば間違いないだろうと思わなきゃ身も心も捧げられませ〜ん。違いまっか。そりゃ、い
      ろいろ経験した末でなきゃわからないだろうけど、あるでしょ直感力が。少なくても私には
      ありましたよ。その年代で。それが当たりか外れかわかんないけど、とにかくその瞬間に感
      じた自分を信じるっきゃない。
       そんな経験を経ての今、私がかなりの人物と思っている方からの発言は従いますし信じも
      しましょう。良い会場とおっしゃるならば素直に喜びましょう。
       さあて、いよいよ舞台は出来上がりました。なんちゃってスポットも点灯し、ライブを今
      や遅しと待ち受けています。あとはテーブルを用意するばかり。そのテーブルも姿が見えて
      きました。なかなかのブルースとなかなかの食事となかなかの内装のライブの定員は10名。
      宣伝する気がないわけじゃないけど、ブログを読んでいただいている方で興味がおありな方
      がおられたらってことでのご紹介。失礼しましたァ〜
      もう寝ちゃうから・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

      改修奮戦記

      0
          さて、いよいよな箱の改修。まずは、最大の問題。裏側曲面の乱れ髪ザンバラ板の補修で
        す。いろいろ考えた、と言いたいところだけど・・・・・・・・・・・
         ほんのちょっとだけ考えての、ボンド塗りぬり。というと簡単そうだけどさ。奥の奥まで
        ボンドを塗り込む方法に少し手間取りました。結局、コーキングのへらを使ってぐい〜っ
        と。うまくゆきましたわい。
         ほんでもってクランプで押さえ〜の、それ以外はタッカー(ホチキスの親玉)をめった
        やたらに打ちまくり〜の。このタッカーは、カミさんの介護施設の椅子貼りの時に買った
        もの。いや〜、なんの役に立つかわかんないもんです。
         これで終わりではありません。右部分がペラペラなんで、もう一枚薄いベニヤを加え貼り
        〜。
         上部はクランプで固定、下はビス止め。中間は曲面なので自然に圧着されるのです。思い
        のほかスンナリと進んでいるのであります。この薄いベニヤは以前の残り材。いや〜、なん
        の役に立つかわかんないもんです×2。
         さらに裏板を作成。中央の穴は配線部品用。左の縦棒は補強材。板の中央部に穴が開くの
        で考えられたのでしょう。元の裏板と同じです。むろん、この厚板も戴きもの。いや〜、
        なんの役に立つかわかんないもんです×3。
         そしてこれが裏側完成ノ図。ホントだったらボンドでがっしり固定したいところだけど
        今後何があるかわからないのでビスだけで固定しておきます。
         そしていよいよ最後の床との接触部分。コンクリートを流し込んで・・・・・とも一瞬考
        えたんだけど、型枠を作るのが大変なのとセメントを買いに行くのが面倒だし、出費はゼロ
        にしたいし、セメントを練るのが大変だし、流し込んで上面を水平にするなんてこと出来っ
        こナイ! なんてことで、このようになりました。以前使っていた木枠を切断して再利用。
        いや〜、なんの役に立つかわかんないもんです×4。
        見ての通り、アジャスター(高さを調節する金具)の長さが違います。なんせ、土台のコン
        クリ床が水平じゃないもんで。このように脚の長さが違えないと困るんですたい。で、いよ
        いよ据え付け作業。置いては外し置いては外し苦節7回の調整の末に・・・・・・・・・・
         ご覧の通りの完成〜じゃァ。ここまで掛けたお金はゼロ円。スンバラシイ。見事やり遂げ
        ました。やればできるじゃん、オレ。恥ずかしげもなく一人自画自賛の店主。
         だけどですね、よくよく見たら箱が傾いてる?? 計ってみたらおよそ1センチほどね。
        傾いているのですわ。右は1センチ、左は5ミリくらいかな〜。こんな微妙な傾きを直すの
        はホント大変なんすから〜、もう。いやね、据え置く前に計ったのですよ、もちろん。でも
        違っていたんだな〜。だめじゃん、オレ。
         持ち上げて再調整する気力はぜんぜんあ〜りませんえん。なんせ重いっすから。裏板も付
        き、スピーカーも組み込んでいますから。も〜やだ〜。しばらくはこのままで。どーしても
        気になるんだったら、その時に。ってことで。ご勘弁願いやしょう。
         そんでもっていよいよ試聴の段。オーディオの師曰く「大きな努力で小さな変化を得るの
        がオーディオ」。その考えでゆけば、こりゃ大きな変化と言わざるを得まい!! 大層な違
        いですぞ。ま、豊かな低音が出るようになったのことは確かでさ。曲によっては低音が暴走
        しますから。なんか身の危険を感じるって言っちゃ大袈裟か? いや、大袈裟ではあるま
        い。恐るべし30㎝バックロードホーンの威力。そう言っちゃいますか・・・・・・?!
         私の低音チェック用の曲は、ENYAのwater mark。そうなんです、この曲の中に地の底
        から湧き上がるような低音が入っているんです。ドワワ〜ンという感じ、波動砲?みたいな
        身体で感じる低音です。ENYAはすべてシンセで音作りをしているので信じられないような
        低い音が録音されているんです。それで比べると以前とは違う迫力があります。マジで。
         さっきはチェロを聴いたけど、これも明らかにちがいます。ずいぶん良くなりました。
        いや〜、師匠のご託宣の通りこれは実に良い買い物でした。とはいえ、これはほんの第一
        歩。これからが長い道のりとなります。なんでって? 単に低音が豊かに出るようになった
        ってことだけではなく、この影響は高音にも出てくるんですよ。全体のバランスが狂います
        からそれをほどよく調整してゆかねばならないのでR。
        なにはともあれ大喜び・・・・・・・・・の、店主でした。

        スピーカーの箱が、とうちゃ〜く!

        0
            小学生の時に山の魅力に取り憑かれ「それ以来発狂し続けている」と言ったのは敬愛する
          登山家・山野井泰史さんです。すでに十数本のギターを保有していながら今も買い替え続け
          ているとか、外見からは想像もできない音楽趣味を持っているとか、かなり発狂しているよ
          うなウラヤマシイ友人がいて。それに比べるとまだまだダメだなァ〜と自分の限界を思い知
          る店主。ギターの友人のそのまた友人、プロ並みのギターテクニックを持っていながら、そ
          れを仕事にすることなんかこれっぽっちも興味はなく、現在も練習することはほとんどな
          く、音楽もまったく聴かないといいう方も狂っているといえば狂っている。狂い方にもい
          ろいろあるわけでして。
           件のスピーカーBOXを地下に運び込みました。デ、デカイ! 左が今のFB-5、右がFB-7。
          高さ幅奥行きいすれも10センチほど大きい代物。スピーカーユニットは20㎝から30㎝に。
          面積はほぼ倍。手持ちのパイオニアのユニットをとりあえず取付けて。右上の穴は高音用ス
          ピーカーのためのもの。私のオーディオでは高音用は別のスピーカーがあるのでこれは不
          要。なので、後で適当な板で塞ぐことになります。
           でもね、裏がごらんの通りで破壊されちょります。きっと、出品者が壊して捨てようと
          思ったのでしょう。しかし、そうはゆきません。この箱は相当頑丈なので壊すのはそこそ
          この道具と体力が必要なんですわ。幸いなことに壊れているのは裏側だけ、内側の曲面は
          ほとんど無事。ヨカッタ〜ぜい。
           片方は壊れているので、1つでしか聴けません。音がどう違うのか私の耳では確実には
          わからない。あ〜ぁ、悲しや。そこでねオーディオの伝導師・mazdaluce3000氏に電話
          したの。果たしてこの箱は有用ありやなしや。そしたらね、師はすでにこの箱のことを知っ
          ていて、良い買い物だったと頭をナデナデしてくれはりました。う、うれしい〜〜!! 
          なんせ、自信なんてものはまったくありませんから、そう言ってもらえたのは神の声。こ
          れでFB-5よさようなら、FB-7よコンニチワと相成りました次第。
           師との話の中で、ヤマハのアンプ「B-1」を立て続けに数台購入されたお客さんがいたこ
          とを知り、ここにも狂った方が居た〜と感慨に浸ったんですわい。知ってる人は知っている
          知らない人はまったくご存知ないだろうけど、ヤマハのB-1といえば史上最高のアンプとし
          て日本ならず世界に燦然と輝く金字塔でね。私は聴いたことがないけど重さ40kg、発熱量も
          半端じゃないしいっぺんに数台のスイッチを入れるとブレーカーが落ちる、ということだけ
          でも発狂アンプであることは間違いない。悪かろうはずがない。
           これを一挙に数台オークションで入手して、すべてmazdaluce3000氏にレストアしても
          らおうということです。自宅用、別荘用?、予備にということらしく、せっせと入札に励ん
          だのでしょう。今でも十万円以上は軽くする高額アンプ。それを数台、しかもフルレストア
          というならその倍額は掛かるでしょうて。師のレストアアンプを聴いてその素晴らしさに一
          挙に発狂したのでしょう。わかります、その気持ち。死ぬまで聴き続ける心智に拍手の嵐は
          鳴りやみません。芸術に金銭の多寡は関係ない! と言われた五味康祐の心を受け継いでお
          られる希有な方だと密かに尊敬。
           そこで私の愛箱。スピーカーユニットの裏側は、このように下から音がさらに裏に導かれ
          ます。中で上下に折り曲げられて、
           一番後ろの上から音が出て来て、それが下に曲げられて
           一番下の裏から正面に曲げられた板に沿って音が下り、正面から低音部分だけが放射され
          るという仕組み。ご覧のとおりベニヤ部分はめくれ上がってまるで乱れ髪のよう。ウーム、
          これをどう直そうか・・・・・・・・・。
           でもね、またしても女神は私に微笑んだのであります。壊れて取り外された裏板2枚と
          同じ厚さのベニヤ板をカミさんの知人の引っ越しで戴いたばっかり。一階の店に鎮座して
          おります。これをカットして裏板を作りなおし、後は曲面を補修すればよろしい。
           むろん、据え置く場所も手を加えます。これまでは、こんなえーかげんなモノでしたけど
          これが最後のスピーカーとなるとこんなもんでは済みません。木の枠は素早く捨てて、コン
          クリート床に直接置かねばなりますまい。ベニヤで木枠を組み、鉄筋を入れて、コンクリー
          トを流し込む。そーすれば、建物土台の上にスピーカーが置けます。ゼッタイに振動しない
          でしょう。あ〜ぁ、待ち遠しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
           こんな私、発狂している方々と肩を並べるとまではゆかなくても、足元に触れるくらいは
          狂っているのでしょうか。そうならウレシイ。
           早く来いこい、完成日・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

          久々の興奮

          0
              それは数日前のこと。地下に立てこもっていることの多い店主の気晴らしはネット訪問。
            で、一番訪れることの多い場所は、なんといってもオーディオのオークション。現状の音環
            境にほとんど満足していますが、そこはそれなんとなく。ふらふらとクリックしてしまうの
            が習い性になっていて。それでね、いつものように散歩していたら「おっと、どっこい!」
             私のスピーカーは、
            ビクターのFB-5 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-5.html というものなの
            ですが、上位機種として
            FB-7 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-7.html   があるのでして、これが
            ね、バラバラになって出品されていて。この2機種の主な違いはスピーカー口径が20㎝か
            30㎝かの違いで、当然箱の大きさも異なります。めったに出品されることのない商品ですか
            ら、地下でパソコンに向かい一人で色めき立ったのですわ。
             はてさていくらぐらいで落とせるのか? 箱はごらんのようにボロボロ。

            http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r88576467 

            ですから大したことはないだろう。裏板が壊されているので、直せる人でないと手が出ない

            でしょうから。で、とりあえず一応一万円で入札したわけ。一方のスピーカーユニットは中

            央に凹みがあるけどhttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e121030640   

            こっちは高い。だけど、これも同額でとりあえず入札。

             今持っているFB-5は確か二万円弱で入手したから、まァ三万円で両方入手できればいいな

            なんてあてのない予想で待つ事一日。いよいよ、時間が迫ってきました。箱とスピーカー

            ユニットの終了時間の差は30分。最初に箱が、見事入手でき、それからスピーカーに移動。

            箱は1件だけ別人が手を出したけど7750円で落札できたので、三万円ぐらいだったらスピ

            ーカーを買ってもいいかな。そんな思いでチョロチョロのクリック。

             それがね二万円を越えたあたりから別人28号との決戦の様相を呈したのでありますよ。

            この商品は1975年からの販売開始ですからおよそ37年前の代物。壊れた箱が8000円弱は

            わかるけど、スピーカー単体で二万円を越えるなんてことは?だったり!だったり。段々

            値が上がるのであります。三万円は軽く越え、四万円も飛び越して、気がつけば五万円。

            五万円ですよゴマンエン。古くて凹んでいるたかだか30㎝のスピーカー2個が。

             なぜにこんな高額になるかっていうと、スピーカーユニットのコーン紙が軽くてそれを

            動かす磁石がデカイから。ユニットの性能を表すものとして出力というのがあるんだけど

            このユニットは102db(デシベル)で、FB-5は確か96dbぐらい。その差わずか6。なんだ

            大した違いじゃないじゃんって思われるかもしれないけど、これが大違いでね。詳しいこと

            はわからないけど、とにかく大違いなんですよ。出力が大きけりゃ小さなアンプでいいし、

            大きなアンプだって小音量で大きな音が出るからボリュームを絞ることが出来る。結果と

            して歪みが小さくなる、ということで。アンプってのはボリュームを上げるとどうしたっ

            て歪みは大きくなり、出てくる音も悪くなりますから。

             いくら欲しいからといっても、そりゃないっす。視聴したわけでもないしさ。と、あっけ

            なく熱は冷め、ほっとこうぜこんな奴。早々にパソコンを切って母屋に引き返したのであり

            ます。なんだったんだろうか、あの熱い一時は。私が入札しなけりゃ相手だって二万円

            ちょっとで落札できたのに。なんでこんな奴が出てくるんだ!! と怒っているんでしょう

            ね。でも、そんときは欲しかったんだからしょうがない。ゴメンネ、別人28号。

             ということで箱だけを落札いたしました。地下には入るけど一人で降ろすにはかなりの

            労力。私の腰は耐えられるんでしょうか。ガンバレ、腰骨。さらにスピーカーユニットが

            必要なんだけど、これは学校に置いてあるものを戻せばいい。むろん箱とスピーカーの相性

            はとても重要なことは知ってるけど、いーんです。とにかく鳴らしてみたいんです。20㎝

            と30㎝じゃあ面積はほぼ倍ですからね。低音がどれくらい出るものなのか、それが知りた

            い。ただそれだけのこと。そのことに7750円を支払うのは私にとっては至極当然、なんの

            問題もありゃ〜しません。たとえ、それがぜ〜んぶムダになったとしても、です。

             なぜ箱なのか? と思われるかもしれないけど、かの五味康祐氏はスピーカーはなんと

            いっても箱が重要。ユニットだけを買って箱を作ったってろくな音は出ない! と言い切

            っていましたから。氏を神のようにあがめる私ですから箱だけでも充分なのです。それに

            この箱はバックロードホーンと言いまして、ユニットの後ろから出た音が箱の内部でぐる

            ぐる回って前に出てくる構造なので、ただの箱ではありません。放射状に広がる音の出口

            も中の構造もとっても手が込んでいるのでありますよ。私のような素人には絶対作ること

            は出来ませんて。

             箱はかなり巨大です。もしもこの箱で良い音が出たら今のスピーカーを移動しなくては

            なりません。地下から1階に一人で持ち上げるのが無理なことは以前実証済み。うーむ、

            そのまま地下に置かなくてはならないか・・・・・・・・・・。横置きにしてベンチにし

            ようかしら?・・・・・・・・・・ 。ひょっとすると箱に座りながらパソコンを打つこ

            とになるかも。あーだこーだ、あれやこれや、考えているわけです。

             もしも、ひどい音しか出なかったら? そんときゃ必死こいて分解せねばなりますまい。

            でもね、本来のスピーカーユニットじゃないから音が悪くてもそれだけで判断は出来ない

            のです。本来のユニットを取付けたら素晴らしくなるかもしれませんから。それまで持って

            いないとなりませんか。

             巨大な箱を一旦地下に納めて、別のユニットを取付けて音を出してみて、ひどい音なら

            本来のスピーカーが入手できるまで保管しなけりゃならない。それがいつになるかわから

            ないけど、それまでは地下に置いとくわけにはゆかないから、また地上に持ち上げなくては

            ならず。あ〜ぁ。自ら招いたこととはいえ、気が重い・・・・・んでもって箱も充分重い、

            ナンチッテ。

            買ったはい〜けど・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


            1

            calendar

            S M T W T F S
                 12
            3456789
            10111213141516
            17181920212223
            24252627282930
            31      
            << December 2017 >>

            selected entries

            categories

            archives

            recent comment

            links

            profile

            書いた記事数:546 最後に更新した日:2017/12/13

            search this site.

            others

            mobile

            qrcode

            powered

            無料ブログ作成サービス JUGEM